2016-11-25 第192回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
○小松政府参考人 お答え申し上げます。 例えば、医学系研究分野の文部科学省告示でございます、人を対象とする医学系研究に関する倫理指針というのがございますけれども、ここにおきましては、研究機関の長が研究の実施に当たり倫理審査委員会の意見を求めるというふうに定めておりまして、さらに、その委員会の構成がどういうふうになるかということを定めております。 構成の要件といたしましては、自然科学の有識者、それから
○小松政府参考人 お答え申し上げます。 例えば、医学系研究分野の文部科学省告示でございます、人を対象とする医学系研究に関する倫理指針というのがございますけれども、ここにおきましては、研究機関の長が研究の実施に当たり倫理審査委員会の意見を求めるというふうに定めておりまして、さらに、その委員会の構成がどういうふうになるかということを定めております。 構成の要件といたしましては、自然科学の有識者、それから
○小松政府参考人 先ほど大臣の御答弁がございましたように、現在、各機関から提出のあった報告書について分析を行っておりまして、その結果を適切に関係府省の申し合わせに反映していきたいと考えております。 それから、このような取り組みを行うことによりまして、間接経費の趣旨でございます研究者の研究開発環境の改善、それから研究機関全体の機能の向上、こういったことにきちんと反映されて、そのことにより間接経費の効率化
○小松政府参考人 報告書の様式改正の効果につきましては一概には申し上げにくいと思いますけれども、使用方針の作成状況、執行管理方法、報告書の作成方法等について新たに質問項目を設けたことによりまして、各機関の意識づけとなり、取り組みを促進することとなるというふうに考えております。
○政府参考人(小松弥生君) 御指摘がございました東京大学における論文不正の疑いに係る告発につきましては、現在、申立ての事実関係を明らかにするため、東京大学において調査をしていると承知しております。現在調査中の事案でございますので、本件に関する具体的な言及は申し訳ないのですけれども差し控えさせていただきます。 仮にという御質問でございましたので、仮に東大の研究者に何らかの論文不正が認められた場合には
○政府参考人(小松弥生君) 御指摘のとおり、ILC計画は一兆円を超える巨額の投資が必要であることから、今御紹介いただきましたように、日本学術会議からも、ILCへの資源配分によって国家的諸課題への取組に影響が及んだり、科学技術創造立国を支えるべき諸学術分野の停滞を招いたりするようなことがあってはならないという見解が示されております。このように、ILC計画の実現に向けては、科学コミュニティーを始め国民の
○政府参考人(小松弥生君) 議員御指摘のとおり、このILC計画におきまして標準理論を超える物理の発見があった場合には、素粒子物理学上の科学的意義は大きいというふうに考えております。御指摘の報告書におきまして、同時に巨額の投資に見合う科学的成果が得られるべきであるとの観点から、ヒッグス粒子及びトップクオークの精密測定のみならず、新粒子の発見の可能性についても見通しを得るべきとの提言をしております。
○政府参考人(小松弥生君) AI分野の研究開発の立ち上げに当たりまして、昨年度と本年度に技術系の職員を増強いたしまして担当課の体制を強化することにより、理化学研究所や大学等の研究者との連携が図れるようにしているところでございます。また、高度な専門的知見を得るために大学や研究機関の研究者を科学官や学術調査官として委嘱をしておりまして、それらの助言を受けながら事業を推進しております。 今後も人工知能の
○小松(弥)政府参考人 バイオ医薬品につきましては、議員御指摘のとおり、低分子化合物による医薬品に比べて治療効果が高いとか副作用が少ないという非常に大きな期待が寄せられているということ、それから、バイオシミラーにつきましては、先ほど御質問の中でおっしゃいましたように、ジェネリックとは違って、改めて治験によって確認することが必要ではあるけれども、バイオ医薬品そのものに比べて非常に安価に供給できる、そういう
○小松(弥)政府参考人 お答え申し上げます。 お尋ねの、大学や研究機関におけるバイオシミラーの研究開発でございますけれども、例でございますが、例えば、大阪大学におきましては、バイオシミラーを含むバイオ医薬品の効率的な生産プロセスの開発につきまして、AMEDから資金を得まして研究開発を行っております。 また、北海道大学では、平成十三年にバイオベンチャーを大学発でつくりまして、同大学の遺伝子病制御研究所
○政府参考人(小松弥生君) 科学技術分野でございますが、高齢化対策そして健康寿命延伸のために、医療分野において技術革新を進め、それを実用化していくことが重要だと考えております。 そのため、各省にまたがる医療分野の研究開発関連予算を集約いたしまして、基礎から実用化までの研究開発を一貫して推進するため、昨年四月に日本医療研究開発機構、エーメドと呼んでおりますけれども、AMEDを設立いたしました。 AMED
○小松(弥)政府参考人 第五期科学技術基本計画におきましては、先生御指摘のように、ソサエティー五・〇、超スマート社会の構築のために、IoTなどを有効活用できる研究開発人材や、新しい価値やサービスを創出する人材の育成を行うこととされておりまして、文部科学省では、これを踏まえて取り組んでいくこととしております。 具体的には、高校教育におきましては、先進的な取り組みを行う専門高校を指定いたしまして調査研究
○小松(弥)政府参考人 国立極地研究所は、極域科学分野の中核拠点といたしまして、国内外の多くの研究者と連携協力をいたしまして、南極、北極における観測研究を実施しております。 研究機関の移転につきましては、その機関の研究能力の維持向上が見込まれるかどうかということ、それから地元自治体の支援体制、そして当該地域の他の研究機関や民間企業との連携の可能性など、こういったことを考慮に入れながら検討するものと
○政府参考人(小松弥生君) 社団法人日本新聞協会におきましては、報道機関の公共的な役割に鑑みまして新聞倫理綱領というものを定めております。 文化庁といたしましては、言論や表現の自由の下、各報道機関がこの綱領に沿って、正確で公正な記事を書き、そして責任ある論評を行っていただくべきものというふうに考えております。